家庭教師に来てもらって勉強しているお友達が近くにはなかなかいませんよね。ほとんどが塾に行っているか、通信教材でやっているか、自力でやっているか・・・だと思います。クラスの中に3人もいないでしょう。そこで今いる生徒さんとその保護者の方に家庭教師に決める前の家庭教師のイメージと家庭教師を始めてからの感想を聞いてみました!
家庭教師のイメージは?
始める前のイメージ | 始めたあとの感想 | |
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おとなしい先生が来そうなイメージ | → | かなり明るかった(笑)。よくしゃべる先生だった。 |
陰気なイメージだった | → | 全然普通に明るく教えてくれて楽しい |
お茶などおもてなしが不安だった | → | 勉強の妨げになるので出さないでくださいと逆に言われたので良かった |
費用が高額になるのではと思った | → | 塾のときより維持費等余計な費用が削減できていて、年間にしたら少し安くなった |
密室だし子どもとの距離感がどうなのかな?と思っていた | → | 先生の声が家中に聞こえるので様子がわかるので全く心配ないです。 |
前の塾は自習室があって勉強していたので、家庭教師にするとそれがなくなるので不安だった | → | 塾の自習室に5時間いたときよりも家で2時間ずつやっている今の方が成績が良いのが不思議です。量より質ですね(笑) |
前の家庭教師で上がらなかったので本当に成績が上がるか不安だった | → | 今の家庭教師にしてから少しずつ上がっているので少しやる気になった。 |
一人で勉強しているというのがさみしいんじゃないかと思っていた。 | → | 普通に先生と学校の話とか友達の話をして聞いてもらえるので楽しい。 |
先生との距離が近すぎて、逆に苦情などが言いにくいのではと思っていた。 | → | 直接伝えてもとても丁寧に対応してもらえて安心した。 |
家庭教師ってどんな先生がいるの?塾の先生と何が違うの?
一般的に、学習塾の個別指導では学生の先生が多いです。まれに社会人のアルバイトの先生がいます。社会人の先生というのはどんな先生かというと、本業ではなく副業でやっていたり、国家試験の勉強をするために日中は予備校に通っているので夜働かなくてはならず塾ではたらいているとかです。
家庭教師も全く同じように学生の先生から社会人の先生まで幅広く活躍していますが、個別指導とは違い家庭教師は先生を選ぶことができます。社会人の先生が良い場合もあれば、年の近い学生の先生が良いという場合もあるでしょう。そうしたときに臨機応変に対応してもらえる場合が多いです。
大きく講師に違いはありませんが、しいて言えば講師の経験値の上がり方が塾の方が大きいです。一日にせいぜいこなせても2件の家庭教師に比較して、個別指導であれば1日3、4コマ入れます。つまりたくさんコマに入り、授業を多くこなすため、教師自身の力量があがります。
また個別指導塾では先輩講師にアドバイスをもらえたり、担当生徒以外の情報から受験情報を得られるため、受験に対する知識が増えていきます。
では家庭教師はというと、講師は受け持っている生徒しか見られないので、他の生徒と比較したりしにくく、受験情報が偏りがちになります。特に要注意なのが、北海道外からやってきた学生講師が道内を受験する生徒を指導する場合です。ランクの仕組みから、入試の傾向まで一切知りません。そのため、勉強をただ教えるだけになり、入試傾向に沿った問題の絞り込みや取捨選択等ができず、むやみやたらに無駄に学習してしまうことになったり、学力テストの重要性などについて知らないため、気づいたら学力テストが終わっていたり・・・ということがあり得ます。
また、塾は塾長やそのコースの主任等と直接話せる場合が多いですが、家庭教師では本部は派遣センターとなっていることが多いため、受験のためのアドバイスやお子様に合わせた相談や面談を行ってくれるかは会社によって異なります。派遣センターによっては派遣したらそのあとは任務完了というようなところもあります。
講師の質だけではなく、本部の対応等も入会のときにはよく考えて契約しましょう。
★ここにも詳しく書いてあります!→個別指導塾と家庭教師の違いとは
受験は情報戦です。情報なくして受験は戦えません!
中2後半の時期からは「このランクで、この偏差値なら、この辺が良い」などの情報がスラスラ出てくる先生を選んできてもらうようにした方がよいでしょう。